MAGLIDEE
2018
2020年にMaglideeがPINKOのために生み出したセーターは、まさに「真の美が宿る編み物」として、Cooperativa Fiorente（フィオレンテ協同組合）の活動を支えています。同組合はパルマを拠点とし、辛い過去を乗り越え、再び自分らしい生き方を楽しもうとする女性たちを支援する活動を展開しています。
クラフツマンシップ、帰属意識、そして団結心が織りなす世界にひとつだけの編み物作品。PINKOは、Cooperativa Fiorente（フィオレンテ協同組合）の中で2014年に立ち上げられたプロジェクト「Maglidee」とのコラボレーションを実現しました。同プロジェクトは、辛い過去を乗り越え、再び自分らしい生き方を楽しもうとする女性たちが集い、コミュニティに属する中で編み物を学ぶというものです。
PINKOとのコラボレーションは、プロジェクトに所属する3人の女性、オルガ、オクサナ、そしてパオラによる支援と彼女たちの豊かな経験により実現に導かれました。初めにリリースされたのは、100枚のセーターを集めた特別なカプセルコレクション。どのセーターも組合活動の中で手編みで仕上げられたもので、それぞれにタグで番号が振られています。環境に優しいサステナブルなウールの毛糸を使用し、ケーブル編みを施した袖がフェミニンな印象を放つラウンドネックセーターは、刺繍で描かれた女性の顔が特徴的なデザインです。
創造性、そしてクラフツマンシップというものは、熱意や団結心と密接な繋がりを持ちます。Maglideeとの共同プロジェクトは今後も続き、新作の2020-2021年秋冬コレクションでは、新たな2つのモデルとしてVネックとタートルネックのセーターが登場予定。PINKOはその売上額の一部をフィオレンテ協同組合に寄付することで、組合の今後の成長と発展を支援します。これを通し、より多くの女性が自らの存在を再び「織り上げる」とともに、編み物の伝統を引き継いでいけるよう支援することが目的です。
その忍耐力は、まさに職人そのもの。この特別なコラボレーションに参加し、一つひとつのウェア、そしてプロジェクトそのものをユニークなものにしようと取り組む女性たちは、自分自身はもちろん、自らが行うことや物事のやり方を大切にしているのです。
#PINKOtakecare!
